終電後の過ごし方

新宿から深夜タクシーはいくら?2026年改定後の距離別料金と乗る前のチェック

公開日 更新日 情報の確認日 2026.10.12

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雨にぬれた深夜の街に止まる、屋根の表示灯がともったタクシー。濡れた路面に灯りが映る木版画

新宿から深夜にタクシーで帰ると、走行距離だけで計算した目安は5kmで約2,700円、10kmで約5,300円です(2026年10月時点・22時〜翌5時の2割増を含む)。2026年4月改定後の上限運賃と、深夜割増の距離短縮方式から出した独自の概算で、渋滞や迎車料金の分は入っていません。乗る前のチェックもまとめました。

この記事について

2026年10月時点の情報です。運賃は国の公示と関東運輸局の発表(2026年10月12日確認)にもとづく概算で、渋滞・信号待ち・迎車料金・高速代は含みません。乗る前に確認を。

目次
  1. 深夜料金は何時から何時まで?
  2. 2026年4月の運賃改定で何が変わった?
  3. 新宿から距離別にいくら?早見表
  4. 表より高くなるのはどんなとき?
  5. 乗る前に料金を決められる「事前確定運賃」
  6. 流しで拾うか、アプリで呼ぶか
  7. 深夜料金をかけずに帰るには
  8. 乗る前のチェックリスト
  9. タクシーと始発待ち、どちらが安い?
  10. 忘れ物や困ったことがあったら
  11. まとめ
  12. よくある質問

深夜料金は何時から何時まで?

東京23区のタクシーは、夜22時から朝5時までが「深夜早朝割増」で、運賃が2割増しになります[2]。新宿で終電前後に乗るなら、たいていこの時間帯に入ります。

2割増しは、メーターの金額に最後に1.2をかけるのではなく、初乗りと加算の距離を短くして、同じ100円がより短い距離で上がるようにする「距離短縮方式」で計算されます[2]。この記事では、距離を1.2で割って(初乗り約833m、加算約193m)計算したおおよその目安を載せています。短縮後の距離の端数の扱いは、公示などの一次資料では確かめられていません。このため、この記事の計算値は実際のメーターと100円ほどずれる可能性があります(筆者の見込みで、実測ではありません)。

2026年4月の運賃改定で何が変わった?

2026年4月20日から、東京23区・武蔵野市・三鷹市のタクシー運賃が改定されました[1]。前回の改定は2022年11月です[1]。いちばん高い区分(上限運賃)の普通車は、次のとおりです。

  • 初乗り:1.0kmまで500円[1]
  • 加算:232mごとに100円[1]
  • 時間距離併用:時速10km以下で走っているあいだは、その時間を距離に換算して距離制メーターに併算(上限運賃で1分25秒につき100円分)[1,4]
  • 時間制運賃:1時間5,900円、以降30分ごとに2,700円[1](この記事の早見表は、この時間制ではなく距離制運賃で計算しています)

運賃は会社ごとに届け出ていて、同じ普通車でも、初乗り490円・237mごとの区分や、初乗り480円・242mごとの区分もあります[1]。この記事の表は、いちばん高い上限運賃で計算しています。東京ハイヤー・タクシー協会の料金表には「遠距離割引:9,000円を超えた金額について1割引」とあり[10]、この割引がある会社では、長い距離の金額は表より少し安くなります(表には反映していません)。たとえば深夜20kmの約10,500円は、この割引があれば約10,350円(9,000円を超えた1,500円の1割、150円引き)になる計算です。

新宿から距離別にいくら?早見表

新宿から5kmなら深夜で約2,700円、10kmで約5,300円、20kmで約10,500円が目安です。上限運賃の距離の分だけで計算した独自の概算です[1,2]。

普通車・上限運賃の距離制運賃だけで計算(初乗り1.0km 500円+232mごと100円)。深夜は初乗りと加算の距離を1.2で割る距離短縮方式で計算した概算で、100円前後ずれることがあります。渋滞などの時間加算・迎車料金・高速代・会社ごとの割引は含みません(2026年10月時点)
距離通常(5時〜22時)深夜(22時〜翌5時)の概算
3km1,400円約1,700円
5km2,300円約2,700円
10km4,400円約5,300円
15km6,600円約7,900円
20km8,700円約10,500円

自分で計算するときは、まず初乗りの1.0kmを引き、残りの距離を232mで割って、端数を切り上げた回数×100円を初乗り500円に足します[1]。たとえば10kmなら、残り9.0km÷232m=38.8…で39回、39×100円+500円=4,400円です。深夜は、初乗りを約833m、加算を約193m(232m÷1.2)にして同じ計算をします。10kmなら、(10,000m-833m)÷193m=47.5…で48回、48×100円+500円=5,300円が目安です。(早見表の「通常」の列は上限運賃[1]、「深夜」の列は2割増しのしくみ[2]から計算しています。)

自分の家まで何kmあるかは、地図アプリの車のルートで見るのがかんたんです。表の金額は、車で実際に走る距離をそのまま当てはめた計算値で、請求額の予測ではありません。東京ハイヤー・タクシー協会のサイトにも、出発地と目的地を入れて運賃の目安を出せるページがあります[3]。ただし、協会の検索も距離だけで計算した概算で、渋滞などの時間の分は入りません[3]。2026年4月の改定が反映されているかは、ページの表示で確かめてください。

新宿(歌舞伎町)から主な行き先までの道のり距離は、国や協会が定めた数字が見つからなかったため、地図のルート検索(OpenStreetMapのデータを使う OSRM、2026年10月12日に検索)で調べたおよその値を、次の表に載せました[11]。出発地は歌舞伎町一番街あたり(北緯35.6948・東経139.7036)、行き先は各駅の位置で、車で通れる経路を検索しています。表の金額は、丸める前の道のり(たとえば中野・池袋は約4.8km)から計算したので、早見表のちょうど5kmの金額と100円ほど違う行があります。距離と金額はこの記事の筆者による計算で、OSRMのトップページ[11]は検索サービスの紹介ページです。経路の候補が複数出たものは、短いほうから長いほうまでの幅で書いています。実際の道のりは通る道や工事・規制で変わるので、乗る前に地図アプリの車ルートでも確かめてください。協会の運賃検索は、試した2026年10月12日には地図の問い合わせが上限に達していて結果が出ませんでした[3]。

道のりは地図のルート検索(OSRM・OpenStreetMapのデータ)で出したおよその値で、出発地は歌舞伎町付近、行き先は各駅(2026年10月12日に検索)。金額は、その距離を早見表と同じ計算(上限運賃・距離制のみ)に当てはめた概算で、渋滞・迎車料金・高速代は含みません
行き先(駅)道のりの目安通常(5時〜22時)深夜(22時〜翌5時)の概算
中野約5km約2,200円約2,600円
池袋約5km約2,200円約2,600円
渋谷約5〜7km約2,300〜3,100円約2,800〜3,600円
六本木約5.5〜7km約2,500〜3,000円約2,900〜3,600円
東京駅約8km約3,400〜3,600円約4,100〜4,300円
品川約10〜13km約4,600〜5,600円約5,500〜6,700円
吉祥寺約13〜15km約5,600〜6,600円約6,800〜7,900円

この距離表の出発点は歌舞伎町一番街付近(新宿駅東口の近く)で、経路の検索には OSRM(OpenStreetMapのデータ)を使いました[11]。道のりは通る道順で変わるので、実際の距離はこの表と違うことがあります。

表より高くなるのはどんなとき?

表の金額より高くなる主な理由は、渋滞・迎車・高速道路です。ほかに、時間や車種を指定して予約したときの料金がかかることもあります[2]。

  • 渋滞や信号待ち:時速10km以下になると、その時間が運賃に足されます[4]。車が多い時間帯は、短い距離でも表より高くなることがあります
  • 迎車料金:電話や配車アプリで呼ぶと、迎えに来てもらう料金がかかることがあります。金額は会社ごとに決めていて、事前に示すことになっています[2]
  • 高速道路:高速代は運賃とは別にかかります。高速を走っているあいだは、時間の加算はなく距離の運賃だけになります[4]

渋滞の分は、時速10km以下で走った時間が、上限運賃なら1分25秒ごとに100円分として運賃に足されます[1,4]。たとえば完全に止まっていた時間が合計10分なら、割り算では約7回分(切り上げの刻みなら8回分)、およそ700〜800円にあたります(昼間・上限運賃の場合の説明用の例です)。走りながらの低速の時間は距離との併算で計算されるので、この金額を表の金額にそのまま足すことはできません。

迎車料金は会社や呼び方で変わるので、この記事では金額を書いていません。呼ぶ前にアプリや電話で確かめましょう。

乗る前に料金を決められる「事前確定運賃」

事前確定運賃とは、配車アプリで呼ぶときに、乗る前に運賃が確定するしくみです(運賃以外の料金は別に扱われます)[5]。2019年10月28日から始まりました[5]。国土交通省は、渋滞や回り道で運賃が高くなるかもしれない、という不安がなくなるしくみだと説明しています[5]。

深夜の新宿のように渋滞しやすい場所から帰るときは、メーターがどこまで上がるか気にせずにすむのが利点です。ただし、確定した金額がメーターの目安より高くなることもあります。また、行き先やルートを変えたときは、確定した運賃のままとは限りません。迎車料金がかかるかも含めて、アプリの利用条件で確かめてください。上の早見表と見比べて、納得できるほうを選びましょう。高速代など運賃以外の実費がかかる場合は、その内容を事前に示すことになっています[2]。

流しで拾うか、アプリで呼ぶか

迎車料金をかけたくないなら、乗り場や大通りで空車をつかまえる方法、料金を先に決めたいなら配車アプリ、と使い分けます。

  • 乗り場・流し:呼んでいないので迎車料金はかからない。料金はメーターで、渋滞すると上がる
  • 配車アプリ(メーター):迎えに来てもらえるが、迎車料金がかかることがある[2]
  • 配車アプリ(事前確定運賃):乗る前に運賃が決まるので、渋滞でメーターが上がる心配が少ない[5]。迎車料金・高速代・行き先を変えたときの扱いは、注文画面の表示で確かめる

週末の終電後は、駅の乗り場に列ができることも、アプリでなかなか車が見つからないこともあります。どちらか一つに頼らず、もう一つの方法も頭に入れておくと、どちらかが使えなかったときに慌てずにすみます。

深夜料金をかけずに帰るには

深夜料金は22時〜翌5時のあいだの運送にかかるので、5時をすぎてから乗れば2割増しはかかりません[2]。反対に、22時より前に乗っても、走っているうちに22時をすぎれば割増の対象になります[2]。朝まで新宿で過ごした場合も、5時をすぎてからタクシーにすれば深夜料金はかかりません。

たとえば家まで10kmなら、深夜は約5,300円、5時以降なら約4,400円で、差はおよそ900円です(距離だけの概算)[1,2]。

早見表の2列を引き算すると、深夜にかかる上乗せ分が距離ごとにわかります。家が遠いほど差額は大きくなり、20kmなら約1,800円です[1,2]。

早見表の通常と深夜の差(距離だけの概算)。距離が長いほど差額は大きくなります(2026年10月時点)
距離通常(5時〜22時)深夜(22時〜翌5時)差額の目安
3km1,400円約1,700円約300円
5km2,300円約2,700円約400円
10km4,400円約5,300円約900円
15km6,600円約7,900円約1,300円
20km8,700円約10,500円約1,800円

乗る前のチェックリスト

乗る前に、行き先・料金・払い方の3つを決めておくと、深夜でも慌てません。

  • 行き先の住所か目印を、地図アプリで出せるようにしておく
  • 家までの距離を見て、早見表でだいたいの金額をつかむ
  • 予算に合わなければ、配車アプリの事前確定運賃や、始発まで待つ方法と比べる
  • 現金以外で払いたいなら、乗るときに運転手に使えるか聞く
  • 降りるときに領収書をもらう(会社名がわかり、忘れ物の問い合わせに使えます)

新宿駅西口のタクシー乗り場は、駅前の工事で場所が何度か変わっています。行く前に工事情報のページで今の場所を確かめてください[7]。

東京都の「新宿駅直近地区工事情報ポータル」には、2025年4月19日以降に西口の京王口のタクシー乗り場を閉鎖し、5月17日以降にJR口の乗り場を中央公園側へ移設するというお知らせが載っています[7]。そのあとの2025年9月27日付のお知らせにも、西口駅前広場の動線変更に合わせて「バス・タクシーのりばを移設します」と書かれています[7]。さらに、同じポータルには「令和8年10月より新宿駅西口駅前広場にて道路改良工事を実施」するというお知らせもあります(ポータル更新2026年9月29日、2026年10月12日確認)[7]。この工事で乗り場がどうなるかまでは確認できていないので、行く前にポータルの「バス・タクシー配置図」で今の場所を見るのがおすすめです。

東京タクシーセンターは、新宿駅まわりでは「新宿駅西口地下前(JR口)」と「バスタ新宿」を優良タクシー乗り場だと案内しています[6]。東口・南口などのそのほかの乗り場は、この記事では公式の情報を確認できていません。

タクシーと始発待ち、どちらが安い?

家が新宿から10km前後以上離れているなら、深夜タクシーは約5,300円以上が目安になるので、始発まで待つ方法と比べてから決めましょう[1,2]。

始発までネットカフェや温浴施設で過ごす場合の料金は、終電を逃したら新宿で始発までどう過ごすかで施設ごとに比べています。近い距離なら、タクシーのほうが安くなることもあります(施設の料金や始発電車の運賃はプランや路線で変わります)。早見表の金額と見比べて決めましょう。

2人以上で同じ方向に帰るなら、1人あたりの金額が下がります。運賃は人数ではなく1台ごとにかかるので、深夜に10km乗って約5,300円でも、2人なら1人あたり約2,650円、3人なら約1,770円です。始発までの施設の料金は1人ずつかかるので、人数が多いほど、タクシーと施設の金額を比べやすくなります。

同じ方向の家が2人、3人、4人いるときの1人あたりの目安を、早見表の深夜の金額から割り算しました。ただし、帰る方向が違う人どうしだと、遠回りになって距離が延び、全員の金額が上がります。降りる順番と道順は、乗る前に運転手へ伝えておくと確かめやすくなります。

早見表の深夜の概算を人数で割っただけの目安(10円未満は四捨五入)。割り勘の端数や、高速代・迎車料金などは含みません(2026年10月時点)
距離深夜の概算(1台)2人で割る3人で割る4人で割る
5km約2,700円約1,350円約900円約680円
10km約5,300円約2,650円約1,770円約1,330円
15km約7,900円約3,950円約2,630円約1,980円
20km約10,500円約5,250円約3,500円約2,630円

そもそも終電に間に合うかは、新宿駅の終電は何時かで路線ごとに確かめられます。朝まで飲むと決めた夜は、歌舞伎町で朝までやっているバーの選び方も参考にしてください。

忘れ物や困ったことがあったら

車内に忘れ物をしたら、タクシー会社がわかるなら会社へ、わからなければ最寄りの警察署か交番へ問い合わせます[8]。東京タクシーセンターでは忘れ物の取り扱いはしていません[8]。警視庁の拾得物公表システムで探すこともできます[8]。

運転手の接客や運転のしかたなど、営業についての苦情は、東京タクシーセンターが受けつけています[9]。対象は23区・武蔵野市・三鷹市に事業所のあるタクシーで、名前を名のった苦情は調べてもらえ、匿名だと会社に伝えるだけになります[9]。運賃の返金のような民事の話は受けつけていないので[9]、請求額に納得できないときは、まず乗ったタクシー会社に問い合わせましょう。

深夜の歌舞伎町では、タクシーを待つあいだも路上の客引きについて行かないことが大切です。気をつけたい点は歌舞伎町で安心して飲めるバーの選び方にまとめています。

まとめ

  • 深夜料金は22時〜翌5時で2割増し[2]
  • 2026年4月20日に運賃が改定され、上限運賃の初乗りは1.0km 500円[1]
  • 新宿から深夜の目安は、5kmで約2,700円、10kmで約5,300円、20kmで約10,500円(距離だけの粗い概算)[1,2]
  • 渋滞・迎車・高速代で表より高くなる。気になるなら配車アプリの事前確定運賃[5]
  • 新宿駅西口の乗り場は工事で移動中。行く前に工事情報ポータルで確認[7]
  • 10km以上なら始発待ちと比べてから決める[1,2]

ポイント

金額は2026年10月12日時点の公示・発表から計算した概算です。運賃は会社・時間帯・道路状況で変わります。乗る前に確認してください。

よくある質問

東京のタクシーの深夜料金は何時からですか。

22時から翌朝5時までのあいだの運送が深夜早朝割増の対象で、運賃が2割増しになります[2](2026年10月時点)。

新宿から10kmを深夜にタクシーで帰るといくらですか。

上限運賃の距離の分だけで計算すると、通常は約4,400円、深夜は約5,300円が目安です[1,2]。渋滞・迎車料金・高速代・会社ごとの割引は含まない粗い概算です。

2026年にタクシー運賃は変わりましたか。

2026年4月20日から東京23区・武蔵野市・三鷹市の運賃が改定され、上限運賃の普通車は初乗り1.0km 500円、232mごとに100円になりました[1]。

タクシーに忘れ物をしたらどこに連絡しますか。

タクシー会社がわかれば会社へ、わからなければ最寄りの警察署か交番へ問い合わせます。東京タクシーセンターは忘れ物を取り扱っていません[8]。

新宿から深夜にタクシーを2人で割ると、1人いくらですか。

運賃は人数ではなく1台ごとにかかります。早見表の深夜の概算を割ると、10kmなら2人で1人あたり約2,650円、3人なら約1,770円が目安です[1,2]。

深夜と昼間では、10kmでいくら違いますか。

上限運賃の距離だけで計算した概算で、通常は約4,400円、深夜は約5,300円なので、差はおよそ900円です[1,2]。

この記事を書いた人

深夜のバーガイド 編集部(合同会社RMG1)

歌舞伎町の夜の業界にいる運営者が、ふだん見聞きしていることと、警察・自治体・各社の公式情報をもとに書いています。料金や時刻は確認した日付を記事に書き、出典のリンクを付けています。

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